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女性の職場に対する注意事項


 女性が多い職場で、どのようなことに気を付けるべきか男性にはよく分かりません。
男女間のコミュニケーションに詳しいライターの島影真奈美さんは、5つの心得を説いていらっしゃいます。

① .徹底して「平等」に接する
 女性は、自分が大事に扱われているかどうかに敏感なので、一部の女性にだけ奢ったり、出張土産をあげたりするのは危険だということです。
(コメント)これは大事でしょうね。基本だと思います。

②.「感謝」は3割増しで表現
 感謝の気持ちは言葉で表現しないと伝わらない。こまめな「ありがとう」はもちろんのこと、「○○さんのおかげだよ」などと常日頃から感謝の気持ちをアピールすることです。
(コメント)でも、余りやりすぎると、①と矛盾しそうですね。特に、「○○さんのおかげだよ」を皆の前でいうと、危険だと思います。

③  女性同士の争いは、むやみに口を出さない
 中途半端に男気を発揮し、「俺は関わらない」「どちらの味方もしないよ」などと宣言すると反発されるだけです。鈍感で気づかなかったという形でやり過ごすのが最もよいそうです。
(コメント)異議なし。

④. 男性の外見は余り良くなくとも、清潔感を保つこと
 しわしわのシャツはそれだけで汗臭さを感じさせるので要注意のこと。ハンカチを常備し、こまめに汗をふきとるなど、不快感を与えないように努力する姿勢が好感度を左右するとのことです。
(コメント)了解

⑤ 気安い間柄こそ“いじりすぎ”に注意すること
 ニコニコ聞いてくれていると思っても、実は内心怒っていることがある。不穏な空気を感じたら「言い過ぎてゴメン」と謝り、甘いものでも差し入れる。
(コメント)注意します。

 島影さん曰く、女性にとって“ないがしろにされていないかどうか”は男性が想像する以上に大問題だそうです。他の女性に比べて軽んじられたということにも敏感だそうです。①ないし⑤を念頭において、常に相手を尊重するというスタンスで接することが良いということです。
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仙石さんと、オムハヤシライスの話

 民主党仙石由人前衆議院議員は、私と司法研修所同期で、大阪修習でもご一緒させていただきました。
 彼は弁護士から政界に進出し、有名な人になりましたが、最近「エネルギー原子力大転換」という講談社刊の本を出し、これを読ませていただきました。原発再稼働をしないとすると、化石燃料を輸入しなければならず、年間3兆円の国富が日本から海外に流れることになると説いているのですが、彼がこのような現実的な、地に足を付けた考えを持っていることを初めて知り、そのことに改めて感心致しました。文章も流れるような文章ですし、実名入りの逸話ばかりですので、迫力もあります。仙石氏が、落選してしまったことについて、民主党の貴重な人材を失ったと残念に思いました。
 これに反して、総理経験者である鳩山由紀夫及び管直人との人物・力量の何と軽いことか、その差を感じざるを得ませんでした。この2人に通算2年間も総理大臣を任せたことが、我が国にとって最大の不幸だったと思います。しかも、この間に東日本大震災があったのですから、残念なことだったと思います。
 この本の中に、「オムハヤシライス」についての話がありましたので、紹介します。
 仙石さんは、ベトナムの司法調査団の人たちが30名で来たとき、ジャイカから「昼飯でも食べさせてやってください」と頼まれたそうです。仙石さんは、永田町の憲政記念館に連れて行き、評判の「オムハヤシライス」を食べさせたそうです。
このオムハヤシライスを並べて、仙石さんは、一言解説をします。
「これは、日本では洋食と言われていますが、こんな料理は、ヨーロッパのどこを探しても見つかりません。ヨーロッパにはチキンライスはある。しかし、それを卵でオムレツ状に包み、なおかつ、ハッシュドビーフをかけるなどという工夫は日本人だけのものです」
 つまり、これこそ日本人の和魂洋才の真髄であり、こうして日本は独自の近代化を成し遂げたのだと話します。アジア諸国にとって西洋近代は手本に違いないが、薬にもなれば毒にもなり、そのまま取り入れたのではうまく機能しない。明治維新以来の日本の近代化は、先行する洋智を換骨奪胎し、いわば「いいとこ取り」をして自家薬籠中のものとしたプロセスに他ならない、と述べた上で、「さあ、召し上がれ」と声を掛けるのだそうです。
 ベトナムやミャンマーなどの国の人たちからすると、アジアの先輩国日本から得る随分参考になる話だと思って感心しました。

失恋の名言集その1

①男女の仲というのは、夕食を二人っきりで三度して、それでどうにかならなかったときはあきらめろ。
by小津安二郎

②誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい。
by映画「イルマーレ」

③愛することによって失うものは何もない。しかし愛することを怖がっていたら、何も得られない。
byB,d.アンジェリス

④愛することを教えてくれたあなた。今度は忘れることを教えてください。
byアイリス・マードック

⑤過ぎ去った恋の思い出は、それが強く記憶にとどまっている時には、恋をしていた時にも劣らず魂を奪うものである。
byジャン・ルイ・ヴォイドワイエ

上記①は、一生夕食を共にするのだから、三度夕食を共にして駄目なら諦めた方がいいよという意味でしょう。

上記②③は、積極的に恋愛をしなさい。恋愛をしないよりは、恋愛をした方が得るものが大きいという意味でしょう。

上記④は意味が深いと思います。忘れたいけれども忘れられないという辛さを表現しているのでしょう。

上記⑤は、失恋の衝撃から立ち直っていない人の気持ちでしょう。



3.11チャリティー・コンサート

 3月11日、東日本大震災支援チャリティコンサートが、溜池山王のサントリーホールで開かれた。
会場入口の募金箱にお金を入れるのだが、お金を入れた途端に「瀬川瑛子でございます」と言って握手を求めてきたのには驚いた。芸能人から握手を求められるのは生まれて初めてだった。
 出演者は、五木ひろし、coba(アコーディオン)、谷村新司、ジョン・健・ヌッツォ(テノール歌手)、宮田大(チェロ)、川井郁子(ヴァイオリン)、加山雄三、佐藤しのぶ、中丸三千繪(ソプラノ歌手)などである。
 音楽は心をこめて、精一杯演奏すれば、あるいは、精一杯歌えば、本当に人の心を打つということを、改めて実感した。本当に音楽で心を揺さぶられたのは久しぶりだった。
 この会場に、入場した人は全員1万円以上の寄付をしているのだが、驚いたのは、出演者も、オーケストラの演奏者も、そして司会者までも、全員が1万円以上の寄付をしているということである。
 そして集まったお金が1800万円余りということであった。そして、その全額が被災地の団体に寄付された。
上記出演者の中では、coba(アコーディオン) 、宮田大(チェロ)、川井郁子(ヴァイオリン)の魂から絞り出されるような音に、非常に感動した。

長者岬

 2年前、南フランスに旅行したとき、長者岬という半島がありました。
 ニースの東側に、地中海に飛び出た半島があります。
 エズという村の、山の中腹に、ホテルがありますが、このホテルの食事は、絶品です。
 エズのホテルから地中海を見ますと。この長者岬が良く見えます。
 ガイドさんの話によりますと、この長者岬では、億万長者ばかりが住んでいるそうですが、半端でないお金持ちだそうです。ガイドさんから「長者岬に行ってみますか」と誘われたので、「参考のために是非連れていってください」と答えました。
 半島の中は、長者の方々のお屋敷が並んでおり、そのずっと奥にホテルがありました。ホテルの中を見学させてもらい、広大な庭を突き抜けると、地中海が広がっています。目の前にコルシカ島が霞んで見えます。
 「このようなホテルで、のんびり過ごしたいわね」と妻が言うくらい、静かでゴージャスで、それでいて落ち着いたホテルでした。
 ガイドさんは、「フランスの人たちは、定年になって毎日のんびり暮らすのが理想のようです。フランスの人たちは、海の潮風と太陽に当たるのが、健康に一番良いと信じ切っていますので、朝からのんびりと、一日中海で泳いでいるのです」と説明しました。
 次の日の朝10時30分ころ、ニースの小高い丘の上に行き、地中海を見下ろしますと、10人くらいの老男女が地中海にプカプカ浮いているのです。それは、丁度メダカが泳いでいるようでした。
 ガイドさんに「ああして一日中泳いでいるのですか」と聞きますと、「そうですね。あれがフランス人の理想の生活のようです」と言うのです。
 
 私は、「絶対にいやだ」と即座に思いました。何もしないで一日中泳いでいるなんて、一日で飽きちゃう、一日で仕事をしたくなっちゃう、と思います。
 私の職業(弁護士)には定年がなく、健康でさえあれば、いつまでも仕事をすることができます。しかも私は、仕事が好きです。
 メダカの生活でなくて良かった、と心から思いました。

恋愛格言集その2

昨日の格言集の続きです。

⑥一生涯ひとりの異性を愛することは、一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである。
(トルストイ)

⑦人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。
(アルマン・サラクレー)

⑧愛するーそれはお互いに見つめ合うことではなく、いっしょに同じ方向を見つめることである。
(サン・テグジュペリ)

⑨「世界」を変えるには、まず「鏡の中の男」を変えよう。
(マイケルジャクソン)

⑩ 結婚は多くの苦痛を持つが、独身生活は喜びを持たない。
(アルティーノ)

上記⑥は、一生涯ひとりの異性を愛することは、なかなか困難を伴うということでしょう。
上記⑦は、結婚するときは判断力が一番大事であり、「恋をすればあばたも笑窪」とならないようにということ、次に結婚生活の維持には、忍耐力が大事だということ、再婚は、前の苦い記憶を忘れて結婚することへの戒めでしょう。
これと似た言葉に、「結婚する前は、両目を開けてよーく見よ。結婚してからは片目をつむれ」という諺があります。
上記⑧は、比較的まともな言葉だと思います。
上記⑨は、本当にマイケルジャクソンが言った言葉なのでしょうか。「鏡の中の男」が変われば「世界が変わる」ことになると思います。
上記⑩は、一番共感します。苦痛を伴いますが、結婚生活は、独身生活よりも喜びも大きいです。
同じような言葉に、「子供を産み、育てることには苦痛を伴うが、子供を持たないよりは、喜びが大きい。」とも言えるでしょう。

恋愛格言集ベスト5

最近、インターネットで見た恋愛格言集ベスト5です。

①男が好きなものは二つ。危険と遊びである。そしてまた、男は女を愛するが、それは遊びのなかで最も危険なものであるからだ。
(ニーチェ)

②男と交際しない女は次第に色褪せる。女と交際しない男は次第に阿呆になる。
(アントン・チェーホフ)

③もはや愛してくれない人を愛するのは辛いことだ。けれども、自分から愛していない人に愛されるほうがもっと不愉快だ。
(ジョルジュ・クールトリーヌ)

④たいていの男は、割と簡単に「愛してるよ」という。しかし、本当に難しいのは「僕と結婚してくれるかい」と言わせることだ。
(映画「イルカ・チェイス」)

⑤結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。今考えると、あのとき食べておけばよかった。
(アーサー・ゴッドフリー)

上記①②は、特にコメントはありません。
上記③は、私は「自分から愛していない人に愛されるほうがもっと不愉快だ。」とありますが、不愉快ではありませんが、楽しくありませんよね。恋愛は、自分が愛するものです。自分が愛することにより幸せを感じます。昔、母親が娘に「愛される方が幸せよ。望まれて結婚することが幸せなのよ。」と言ったということを良く聞きますが、それは、真っ赤な嘘だと思います。好きでもない人から愛されたって絶対に幸せになんかなりません。

上記④は、女からみた格言です。正にそのとおりでしょう。「僕と結婚してくれるかい」と言わせることは、本当に難しいことでしょう。
上記⑤にもコメントはありませんが、きっとブラックジョークでしょう。本当に食べちゃったら、殺人罪で長期間刑務所に行かなければならないでしょう。

相田みつをの名言集 その2

相田みつをの名言は、いつ見ても意味が深いと思います。
その中で、最近、目に留まった名言を3つ記します。

◎誰にだってあるんだよ、人に言えない苦しみが。
 誰にだってあるんだよ、人に言えない悲しみが。
 ただ、黙っているだけなんだよ、言えば愚痴になるから。

◎あなたにめぐり逢えて本当によかった。
 一人でもいい、心からそう言ってくれる人があれば。

◎あなたがそこにただいるだけで、その場の空気が明るくなる。
 あなたがそこにただいるだけで、みんなの心がやすらぐ。
 そんなあなたに私もなりたい。

ヨイトマケの唄

 大晦日の紅白歌合戦で、三輪明宏が歌った「ヨイトマケの唄」には、本当に感動しました。
 彼は、昭和40年にこの歌を作ったということです。今から48年も前のことです。そのころ、「土方」という言葉が差別用語だということで、放送禁止歌になったというのです。
 何と狭い了見なのでしょうか。

 この歌は、主人公が「ヨイトマケの子供」といじめられて、泣きながら帰る道で、お母さんの作業現場に出会い、お母さんが「ヨイトマケの唄」を歌いながら働いているのを見て学校に戻り、一生懸命勉強をしてエンジニアになったというものです。
 イジメの愚かしさ、働くことの尊さ、一生懸命生きることの美しさなど、本当にいろいろなことを教えてくれる歌だと思います。
 私の父母も、貧しい中、四六時中働いて、子供4人を育て上げてくれました。
 農繁期では、朝は午前4時に起き、夜は午後9時ころまで働き、その後に掃除や洗濯をして、寝るのは午後12時ころでした。
 また、冬場には、寒天の釜炊きで、灼熱の中で働いていました。私が母に代わって夕食の支度をしたり、風呂を沸かそうとしたのは、命じられたからではなく、「母のために何かをしてあげたい。」と思ったからです。当時の夕食の支度は、井戸から釣瓶で水を汲み、竈でご飯を炊きます。風呂も、釣瓶で水を汲み、それを運び、薪で炊くのです。でも、父母の苦労に比較すれば、そのようなことは何ともありません。
 ヨイトマケの母親も、子供を育てるために、必死になって働いたのでしょう。このヨイトマケの子供は、母が働いているところを見て、その労働の尊さを感じ、学校に戻って勉強したのです。自分がイジメに負けて、逃げ帰ってきたことを心から恥ずかしく思ったことでしょう。

 私が初めて「ヨイトマケの唄」を聞いたのは、米良美一さんの歌でしたが、美しく力強い歌声だったので、本当に感激しました。もちろん本家の三輪明宏さんの歌も素晴らしかったです。
 私は、紅白で、この歌を聞きながら13年前に死んだ父母のことを思い出し、溢れる涙を止めることはできませんでした。
プロフィール

弁護士田中清

Author:弁護士田中清
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