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イチローの名言 その2

⑥ 一本目のヒットは平和台で木村さんからヒットだったんですけど、あの時実は3年は2軍でやると言う気持ちでいたので、当時のマネージャー、日本で言うマネージャー、監督じゃなくて、寮の部屋に内線で電話があって、『明日から一軍に行け』と言われて、お断りしたんですよね、『まだ早い』と、二軍でやらなきゃいけない事があるんで『お断りできないですか?」と、『土井監督にお伝えください』と言ったら、『上からの命令なんで従ってくれ』という風に、僕は嫌々福岡に向かって、行って2試合目ぐらいですかねあれ、ヒットが出たんですけども、まあ当時の僕よりも10から12ぐらい上の人達が強烈だったんです、もう怖くて怖くて、ちょっともうプロ野球選手の、そのアスリートのイメージが、アスリートにはとても思えなかったです。当時の野球選手の雰囲気って、その印象がとても残っていて、ま、嫌々打った一本目。最後、最後と言うか4000本目は、試合に出たくて出たくてしょうがない中で打ったヒット。そういう面白さはありますかね

※ 試合に出たくなかった試合で打った1本目のヒット、試合に出たくて出たくてしょうがない中で打った4000本目のヒット、イチローの成長の跡が窺えますね。

⑦ 僕満足いっぱいしてますからね、今日だってもの凄い満足してるし、いやそれを重ねないと僕は駄目だと思うんですよね。満足したらそれで終わりだと言いますが、とても弱い人の発想ですよね。僕は満足を重ねないと次が生まれないと思っているので、もの凄いちっちゃい事でも満足するし、達成感も時には感じるし、でもそれを感じる事によって、次が生まれてくるんですよね。あの意図的に、こんな事で満足しちゃいけない、まだまだだと言い聞かせている人は、しんどいですよ。じゃ、何を目標にしたらいいのですか、嬉しかったら喜べばいいんですよ。と言うのが僕の考え方ですけどね

※ 同感です。一杯満足しても良いと思います。ただし、満足しても、気力を失ってはいけないと思います。

⑧ いい成績を残した後、いかにそれを過去のものとしてしまうかが大事です。

※ ⑦と同じです。満足しても、気力を失ってはいけないと思います。「4000本安打を打ったからもういいや」ではなく、次の目標を持って努力することだと思います。イチローには世界記録もありますし、5000本安打もあります。まだまだ頑張ってほしいと思います。お金をもらっているプロなんですから……。

⑨ 逆風は、大歓迎ですね。僕は、逆風はきらいではないし、あった方がいいと思っています。
そういうものがあれば、ステップアップすることにつながると思うんです。

※ イチローは、すごい向上心をいつも持ち続けているのですね。それが尊敬できるところです。

⑩ 自分がまだ分からないときに遭遇するときや、知らないときに出会ったときに、「お、僕は、まだまだいける」と思います。

※ ⑨と同じです。
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イチローの名言 その1

①「4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね」

※ そうです。仕事でもゴルフでもうまくいくときばかりではありません。全部うまくいけば、1万2000本安打ですものね。当たり前の話ですが、改めてイチローが言うと、「そうだよなぁ。悔しい思いをするから、努力するんだよなぁ」と思います。

②「どの世界でも同じだと思うんですけど、記憶に残っているのは、上手くいったことではなくて、上手くいかなかったことなんですよね。その記憶が強く残るから、ストレスを抱えるわけですよね。これは、アマチュアで楽しく野球をやっていれば、いいことばっか残る。でも、楽しいだけだと思うんですよね。コレはどの世界も同じこと。皆さんも同じだと思うんですよね。そのストレスを抱えた中で、瞬間的に喜びが訪れる、そしてはかなく消えていく、見たいな。それが、プロの世界の醍醐味でもあると思うんですけど、もっと楽しい記憶が残ったらいいのになあというふうに常に思っていますけど、きっとないんだろうなあと思います」

※ ①と重なるところもありますが、イチローは悔しい思いを忘れずに努力したんでしょうね。徳川家康も、武田軍に三方ケ原の戦いで敗れ、恐怖の余り大便を漏らした絵を描かせ、有頂天になったときの戒めにしたと聞きます。成功したときには、失敗した時のことを思い起こすことは、必要ですね。

③「4000を打つには、3999本が必要なわけで、僕にとっては、4000本目のヒットも、それ以外のヒットも、同じように大切なものであると言えます」

※ これは、イチローのような大記録を打ち立てた人だから言えることで、私には言えませんし、気が付きません。確かに、記録というのは積み重ねなんですね。

④「これからも失敗をいっぱい重ねていって、たまに上手く行ってという繰り返しだと思うんですよね。何かを、バッティングとは何か、野球とは何か、ということをほんの少しでも知ることが出来る瞬間というのは、きっと上手く行かなかった時間とどう自分が対峙するかによるものだと思うので、なかなか上手く行かないことと向き合うことはしんどいですけど、これからもそれを続けていくことだと思います」

※ イチローの野球人生を象徴しているような名言だと思います。

⑤「いつも続けていることをまた続ける、その日も続けることが時々、しんどいなあと思うことがありますけど、そこは頑張りを見せるとこでしょうね。それは自分で続けてきたつもりです」

※ 「いつも続けることを続ける」簡単なようで、これほど難しいことはありません。イチローはストイックに練習の時間を守り練習に打ち込んでいます。イチローは、人に食事を誘われても、時間になると「明日、試合がありますので」と言ってさっさと席を立って帰るということを聞いたことがあります。もちろん、毎日練習を欠かしません。その点、私なんか、健康にいいからといって健康器具を買っても、1か月も続けば良い方です。
弁護士 田中 清(銀座ファースト法律事務所)
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