盲導犬育成募金 盲導犬の引取とコミックシティの話
Yさんの話は続きます。
「実は、ホノちゃんを手放した後、次のパピーウォーカーを引き受けたのです。その子ジョンもいい子でね。ジョンは無事盲導犬になったのですが、私は、その子の最後を看取ろうと思っています。ジョンがどこに引き取られたかも聞いていますので、ときどきお手紙を書き、最後は、私のところで引き取らせてくださいとお願いしているのです。
そんな折に、ホノちゃんが帰ってきたのです。私は、将来ホノちゃんとジョンちゃんの2人の最後を看取るのが宿命であり、夢なのです。」
しかし、私は、富士の上九一色村の盲導犬訓練センターを見学したとき、死期が近づいたラブラドル・レトリーヴァーが苦しそうにもがいているのを見ましたので、何とも答えられませんでした。
私は、「Yさんは、本当にやさしい人なんだな」と感激しました。そして、今は、ホノちゃんが来たのでパピーウォーカーの仕事ができなくなったそうです。パピーウォーカーは、犬に愛情を一心に掛けなければいけないので、犬がいる家は、パピーウォーカーができないそうです。しかし、ホノちゃんとジョンちゃんを看取った後、またパピーウォーカーをしたいとおっしゃっていました。
コミックシティは、前にも書きましたが、自分で作ったアニメを売る人とそれを買いに来る人でごった返しております。約7万人~8万人の人が来ます。
その中の25歳くらいの女の人(Mさん)で背中に「犬も歩けば足が棒になる」と書いたTシャツを着て、盲導犬育成募金をしてくれている女の人に気が付きました。実は、Mさんは、もともとコミックシティでアニメを売っていたり、アニメを買っていたりして、盲導犬育成募金の募金者の立場の人だったそうです。私たちは、6年くらい前からコミックシティで盲導犬育成募金をしておりますが、その後Mさんは、盲導犬教会にお願いして、自ら募金運動をし出したそうです。
Tシャツの「犬も歩けば足が棒になる」の下には、犬が足湯に浸かっている漫画が描かれています。私もMさんの話を聞き、私たちのささやかな運動が、Mさんのような人を生んだことを嬉しく思いました。
弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)
「実は、ホノちゃんを手放した後、次のパピーウォーカーを引き受けたのです。その子ジョンもいい子でね。ジョンは無事盲導犬になったのですが、私は、その子の最後を看取ろうと思っています。ジョンがどこに引き取られたかも聞いていますので、ときどきお手紙を書き、最後は、私のところで引き取らせてくださいとお願いしているのです。
そんな折に、ホノちゃんが帰ってきたのです。私は、将来ホノちゃんとジョンちゃんの2人の最後を看取るのが宿命であり、夢なのです。」
しかし、私は、富士の上九一色村の盲導犬訓練センターを見学したとき、死期が近づいたラブラドル・レトリーヴァーが苦しそうにもがいているのを見ましたので、何とも答えられませんでした。
私は、「Yさんは、本当にやさしい人なんだな」と感激しました。そして、今は、ホノちゃんが来たのでパピーウォーカーの仕事ができなくなったそうです。パピーウォーカーは、犬に愛情を一心に掛けなければいけないので、犬がいる家は、パピーウォーカーができないそうです。しかし、ホノちゃんとジョンちゃんを看取った後、またパピーウォーカーをしたいとおっしゃっていました。
コミックシティは、前にも書きましたが、自分で作ったアニメを売る人とそれを買いに来る人でごった返しております。約7万人~8万人の人が来ます。
その中の25歳くらいの女の人(Mさん)で背中に「犬も歩けば足が棒になる」と書いたTシャツを着て、盲導犬育成募金をしてくれている女の人に気が付きました。実は、Mさんは、もともとコミックシティでアニメを売っていたり、アニメを買っていたりして、盲導犬育成募金の募金者の立場の人だったそうです。私たちは、6年くらい前からコミックシティで盲導犬育成募金をしておりますが、その後Mさんは、盲導犬教会にお願いして、自ら募金運動をし出したそうです。
Tシャツの「犬も歩けば足が棒になる」の下には、犬が足湯に浸かっている漫画が描かれています。私もMさんの話を聞き、私たちのささやかな運動が、Mさんのような人を生んだことを嬉しく思いました。
弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)
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