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ハロウィン

 今日は、ハロウィンの日です。
 本来は、ヨーロッパのケルト人の収穫祭から来たお祭りのようですが、肝心のヨーロッパでは、そんなに盛んではないようで、日本にはアメリカから伝わったと言われています。今や、アメリカ以上に騒いでいるような気がします。
 ハロウィンの経済効果は、バレンタイン・デーの1080億円を抜き、今年は1220億円とも言われています。
 これは、東京ディズニーランドで始めたのが大ブレークのようですが、テレビでも10月初旬からハロウィン、ハロウィンと騒いだために、ここまで流行したのでしょう。

 どうして、日本人は、ハロウィンに熱中するのでしょうか。まず、第1に、上記のようにテレビが騒いだこと、そして、これに便乗する商法が盛んになったこと、第2に、夏からクリスマスまで、お祭りがないこと、したがって、ハロウィンは、秋祭りの意味があること、第3に人間には、変身願望があり、大っぴらに、非日常的な変身をする機会が与えられたことではないかと、勝手に思っています。
 第1は、専ら商売人の方の理由ですが、第2、第3の理由は、参加する人側の理由です。
 丁度、阿波踊りで「踊るアホーに見るアホー。同じアホーなら踊らにゃソン、ソン」と同じ心理で、踊って楽しみたいという心理ではないでしょうか。
 キリスト教信者がそれほど多くないのに、クリスマスが一大行事として定着したことと、ハロウィンが定着したことは、共通する日本人側の都合で取り入れたものと思わざるを得ません。

  弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)
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三輪明宏さんの格言その2

今年の5月24日のブログに三輪さんの格言を書きました。
80歳の三輪さんの格言は、やはり心に響きますね。
そこで、もう少し三輪さんの名言を紹介させていただきます。

職場でも家庭でも、
付き合いは気品を持って、
良い人間同士でいること。
君子の交わりは淡き水の如し。

   泥臭い交わりもありますが、50を過ぎれば、気品のある交わりをしたいものです。   

恋とは自分本位なもの、
愛とは相手本位なもの。
「何かしてあげる」
と自分勝手な愛情を押し付けるのは
自分がかわいいだけ。
本当の愛は見返りを求めない無償の愛。

   確かに「恋とは自分本位なもの」「愛とは相手本位なもの」ですね。
   でも、恋されるより、自分から恋をした方が絶対に楽しいのです。
   それにしても、三輪さんは、恋をされたのでしょうか。

  弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)

好きこそものの上手なれ

  先日、大学時代のクラス会があり、ゴルフを楽しんできました。懇親会の席では、やはり、自分のスコアに対して不満を言う人がほとんどです。
 懇親会の終わりころ、平野君が立ち上がり
 「君たちは、スコアのことを云々しているけど、孔子の心境にはほど遠い。論語には、『子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず』という言葉がある。
 その意味は、『あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。あることを好きな人は、それを楽しんでいる人に及ばない』ということだ。つまり、これをゴルフに例えると、『ゴルフを知る者は、ゴルフを好きな者にかなわず。ゴルフを好きな者は、ゴルフを楽しむ者に及ばず』ということだ」というのです。
 なるほどとは、一応思ったものの、「一番スコアのことを言っていたのは、平野じゃないの」ということで、笑いオチになりました。

 しかし、この言葉は、胸に刺さりました。日本にも「好きこそものの上手なれ」という有名な諺がありますが、論語には"その先"があり、「好きな人」よりも「楽しむ人」のほうが上であるということです。

 「知っている」という段階の人は、「好きだ」という人に及ばない。「好きだ」という段階の人は、「楽しむ」という人には及ばないのですが、やはり仕事でも趣味でも、それを楽しみに感じるようになりたいものだと思いました。

  弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)

人の容姿

 先日の読売新聞の「人生案内」に、容姿に自信がない女子大学生からの相談が記載されていました。
 可愛い人をみると、自分と比べて悲観的になり、恋愛も諦め、整形したい気持ちで一杯になるというのです。
 回答は、美人に生まれたらどんなに幸福だろうと思いますが、多分、美人に生まれた人は、それが当たり前になってしまい、余り嬉しくもないのだろうと思います。美もお金も、持っていないから羨ましく感じるのであって、あればあったでそれに慣れてしまい、ありがたみもなくなるのが人間の常だというのです。

 私の知り合いの女性で、こう言っては失礼ですが、決して美人ではないのですが、とても素敵な女性がいます。
その人の洋服のセンスが良く、身なりも清潔で、自信を持って仕事をされているのが分かります。いつも笑顔を絶やさず、なんともいえない魅力があるのです。恋もされ、結婚もされています。

 反対に、美人だけれど何の魅力もない人もいます。
 冷たい、笑顔が少ない、言い方がつっけんどん、そうなれば、美人も台無しです。また、結構そんな美人も多いのです。
 その女性は、これまで、いろいろな男性に言い寄られて、つっけんどんにしてきたから、男性から持てないのでしょうか。私にはそうとは思えません。
 その人の性格が容姿に出て、なんとなく、人を寄せ付けないオーラが全開となっているのだろうと思います。

  弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)

「笑う門には福来たる」と川島なお美さん

 「笑う門には福来たる」は有名なことわざです。いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来るという意味です。いつも笑い声が溢れる家には、自然に幸運が訪れる、明るく朗らかにいれば幸せがやってくる、また、悲しいこと・苦しいことがあっても、希望を失わずにいれば幸せがやって来るということです。

 川島なお美さんが、先日肝内胆管癌で亡くなられましたが、川島さんの生前の言葉に、「幸せだから 笑顔になるんではない。笑顔でいるから 幸せがやってくるんです」という言葉があり、なるほどと思い、感動しました。
 しかし、これをインターネットで調べてみると「幸せだから笑っているの?笑っているから幸せなの?」という言葉があり、これは、2008年に社会文化功労賞を受賞した野坂礼子さんという方の言葉だそうです。
 また、美容業の吉丸美枝子さんも、「美しくなりたい、幸せになりたいと思ったら、笑顔になってください。笑顔でさえいれば、人生をチェンジする幸運が必ず訪れます。」という言葉をおっしゃっています。

 ところで、いつも笑顔でいる人に幸せが訪れるのは脳科学的にも実証されているそうです。笑顔に似た表情をつくると、ドーパミンが活性化します。ドーパミンは、脳の「快楽」に関係した神経伝達物質なので、楽しくなくても笑顔をつくれば「幸福物質」が脳に出てくるのだそうです。
 「笑う門には福来たる」は、本当のことだったのですね。

 しかし、「幸せだから 笑顔になるんではない。笑顔でいるから 幸せがやってくるんです」という川島なお美さんの言葉は、我々に対する遺言のようで、大切にしたい言葉だと思いました。

 弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)

「ありがとうございます」の言葉

 先日、雨が激しく降る肌寒い夕方でした。
 荻窪駅で降りたとき、ティッシュペーパーを配っている女子大生がいました。
 私に、ティッシュペーパーを差し出すので、思わずいただくと「ありがとうございます。」というのです。
 ティッシュペーパーをもらったのは、私の方なのに、女子大生の方が「ありがとうございます。」と言ったことに、心が温かくなり、爽やかな気持ちになりました。私の方こそ、「ありがとうございます。」と言いたかったくらいです。
 きっと、女子大生も、雨の降る肌寒い日だったので、早く終わりたかったのかもしれません。
 しかし、「ありがとうございます。」の言葉が、これほど周りの人を温かい気持ちにさせることに小さな感動を覚えたのです。

  弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)
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