fc2ブログ

黒田博樹投手と日本シリーズ第3戦

黒田博樹投手は、メジャーリーグのドジャース、ヤンキースで活躍した後、ドジャースやパドレスの20億円近い年俸を断り、「日本に戻るなら広島カープしか考えていない」の名セリフを残して、古巣の広島カープに帰ってきました。
 そして、2年間広島カープで活躍し、リーグ優勝までしたのです。黒田にとって最高のシーズンだったことでしょう。その後、日本シリーズが始まる直前に引退する旨を表明しました。どこまでカッコいい男でしょう。カープファンは、黒田の最後の雄姿を見るべく、大勢が札幌ドームにまで駆けつけましたが、第3戦で黒田が投げることを見越して広島ナインを励ますために、広島空港まで約300人が見送りに駆けつけたということです。
 日本シリーズ第3戦は札幌ドームで開催され、広島カープは黒田投手が先発しました。この試合の視聴率は、広島では60%を超え、瞬間最高視聴率は70%を超えたそうです。
 そして、大谷対黒田の対決は、第1打席、第2打席は、大谷の2塁打で黒田を打ち崩しましたが、2対1で迎えた6回で、大谷対黒田の3度目の対決がありました。このとき、黒田の渾身の投球により、大谷はレフトフライに倒れました。しかし、その直後、黒田は、足に痛みを覚え、治療のため、ベンチに下がります。
 このまま、引き下がるのかと思っておりましたが、黒田はピッチャーマウンドに戻り、3球ほど投球練習をしました。そのあと、黒田は、足の痛みにより投げられないと感じたのか、チームの勝利を優先して自らベンチに下がったのです。
 このときの黒田の気持ちを考えると、自然と涙が流れてきました。そして、今日の朝、広島ファンのことをテレビで映しておりましたが、私が涙を流したときと同じ場面で全員が涙を流しておりました。「黒田にもっと投げてほしい。しかし、満身創痍の黒田にはこれ以上投げさせたくない。」 そういう気持ちだったのでしょう。
 この日本シリーズ第3戦は、本当にいい試合でした。逆転に次ぐ逆転、更に9回の土壇場での同点、そして、延長戦です。最後は、千両役者の大谷のヒットで、日本ハムが勝ちましたが、本当に、本当にいい試合でした。

   弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清

スポンサーサイト



東海道新幹線に乗るとき 後編

 名古屋を過ぎると、濃尾平野を流れる3つの川、すなわち、木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川が次々と現れます。ここに来ると、洪水の度ごとに悩まされた人たちを救うために、幕府が薩摩藩に命じて締切堤を造った悲劇が思い浮かびます。この話は、また、後に述べることにしましょう。
 そこからしばらく走ると、天下分け目の戦い関ヶ原があります。そして、巨大な岩山の伊吹山の威容が現れます。富士山は、格別に美しいですが、伊吹山も威風堂々たる山容です。ただし、山の左側を石灰岩の採掘のために削った跡があるのが残念です。
 そこからしばらく行き、米原駅を過ぎると、右手に石田三成の佐和山城、そして遠くに彦根城が見えます。
 そして、守山まで来ると私が大阪法務局時代に住んでいたところです。ここで、訟務部副部長2年間、訟務部長3年間を守山から通勤しました。
 大津から山科まで逢坂山トンネルをくぐると、山科です。京都の街並みが美しく見えます。そして山科トンネルを超え、鴨川を超えると京都駅です。
 京都を過ぎ、サントリーの山崎工場を右手に見ると、天王山が迫ってきます。これが豊臣秀吉と明智光秀の戦い(天王山の戦い)があったところです。サントリーの創業者鳥井信次郎は、全国の水を飲んで、一番おいしくてウィスキーに適していると考えたのが、天王山の麓の山崎の水だったそうです。
 実は、私の出身地は、この天王山の裏側(高槻市)にあり、私は、この全国一おいしい水を毎日飲んでいたことになります。
 高槻を過ぎるころ、山側を見ると、懐かしい故郷のことを思い出します。

 こうして2回に分けて新幹線の普通車E席、グリーン車D席から見える景色をご紹介しました。富士山、浜名湖、伊吹山、彦根城、私の2つの故郷など、皆、右側に見えるのです。そして、朝のうちは日光は、A席側に射しますので、その点でも山側の席はとてもいいのです。

  弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清

東海道新幹線に乗るとき 前篇

 東海道新幹線に乗るとき、私は、いつも普通車ならE席、グリーン車ならD席に乗ります。
 一番大きな理由は、富士山が見えることです。小田原駅の近くから富士山が見え出し、静岡駅辺りまで、富士の素晴らしい姿が思う存分に楽しめます。特に、三島駅から新富士駅までの富士の姿は最高です。中でも、雪を被った冬の富士は最高ですが、今頃の富士には雪が無く、少し寂しい気がします。
 富士の右側に宝永噴火口が富士の臍(へそ)のように見えます。これは、いうまでもなく、1707年の宝永大噴火によって出来た噴火口です。宝永噴火は約2週間続き、その後富士は、沈黙を守っています。
 富士を過ぎると、富士川、大井川、安部川、天竜川と、日本有数の大河を次々と渡ります。「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」という言葉が浮かびます。
 富士の姿が見えなくなって、大河・天竜川を渡ると、浜名湖の美しい湖面が見えます。新幹線が走る前の、昭和20年代以前の新婚旅行は、東京から汽車に乗って、浜名湖の弁天島に宿泊するのが人気のある旅行先だったと聞きました。浜名湖は、遠江、遠淡海(とうつおうみ、とうとうみ)ということから分かるように、もともと淡水湖でした。滋賀県の近江(ちかつおうみ、おうみ)が都に近いところにある淡水湖であるのに対し、浜名湖は都から遠いところにある淡水湖だというわけです。遠州浜松は、この遠江から来ているのです。
 しかし、1498年(室町時代)の大地震によって、浜名湖の南の太平洋との境の砂州が切れて、浜名湖は、海水が入り混じる汽水湖となりました。新幹線から見える浜名湖は実に美しい湖面ですし、弁天島の松並木は、昭和前半の新婚旅行のメッカの時代を彷彿とさせます。
 弁天島の前後にウナギを養殖する四角い池が何十とありますが、最近池の数は、どんどん減っているように思います。

   弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清

銀座通りについて

 去る10月7日、オリンピックメダリストたちが、銀座中央通をパレードしました。そこで、ときどき、「パレードは見られましたか」との質問を受けますが、「ちょうど、出張があり、見られませんでした」とのやりとりが続きます。
 そのことは、さておき、銀座中央通は、そのむかし東海道だったのですね。日本橋を起点とする東海道は、銀座中央通を通って、品川の宿まで行って草鞋の紐を解いたのでしょう。
 そう思って、本日、銀座2丁目の英國屋の前に行くと、銀座跡地の石碑が立っております。要するに、銀座というのは、江戸時代の銀貨幣鋳造所であり、2丁目を中心としたところにあったものと思われます。今は、5丁目から8丁目辺りが、飲み屋街として有名ですが、松屋、三越のデパートは、3丁目、4丁目にあり、この辺りが銀座の中心であったことがよく分かります。
 日比谷公園辺りは、入江であり、後に海を埋め立ててできたことが分かりますが、銀座は、もともと半島状の陸地であったようです。
 それにしても、私が毎日のように見ている銀座中央通りが、そのむかし、東海道であったということを不思議に思います。

  弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清

情けは人の為ならず

 「情けは人の為ならず」という諺の意味は、「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」という意味です。
 しかし、現代では、「情けをかけることは、結局その人の為にならない(ので、すべきではない)」という意味だと思っている者が多いということです。もちろん、頑張って生きている人に、むやみに手を差しのべることはその人のやる気を削ぐことにもなりかねません。
 しかし、本当に困っている人に手を差しのべることは、当然のことではないでしょうか。私は、ライオンズクラブで、奉仕活動をしておりますが、この奉仕活動は、見返りを求めずに手を差しのべることだと思います。「情けは人の為ならず」の本来の意味は、結局見返りを期待しているように思われますので、奉仕の本来の意味とは異なるかもしれません。
 さらに、後者の意味は、「情けをかけることは、結局その人の為にならない(ので、すべきではない)」意味を教えているとすれば、それも間違いだと思います。
 結局、「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくる(ことが多いので、困っている人がいたら)誰にでも親切にせよ」ということなら、奉仕の精神に少し近づいてくると思います。

 これと似た諺・名言に、「たらいの水の原理」があります。これは、二宮尊徳が言った格言のようです。
 つまり、「たらいの水」に手を入れて自分の利益になるように手前に寄せれば、水は反対側に逃げていきます。反対に、向こう側(他人側)に水をやれば、水は自分の方にやってきます。
 このように、相手や周りの人が幸せになることを考え実行していけば、それによって喜んでいる姿を見て自分が幸せになれるという意味にもなります。
 「情けは人の為ならず」という諺も、「たらいの水の原理」も、結局同じことを言っているように思いますが、「与えれば、与えられる」「固持すれば、奪われる」という法則に則って、世の中は動いているということなのでしょう。

   弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清
プロフィール

弁護士田中清

Author:弁護士田中清
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR