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稀勢の里の優勝と横綱昇進

 今年の1月22日、横綱白鵬と大関稀勢の里の取組は、本当に名勝負でした。
 白鵬は立会いのあと、右の張り差しから一気に前に出ました。土俵際に追い詰め、低い姿勢になってガブリ寄り、私は、十中八九、白鵬の勝ちだと思いました。しかし、稀勢の里は、このガブリ寄りに耐え、最後はすくい投げで、横綱を土俵下に転がしたのです。あの横綱白鵬のガブリ寄りに耐えられる人は、ほとんどいないでしょう。
  「強い。本当に強い。」
 私は、思わず口にしました。
 稀勢の里は、準優勝12回、昨年は、幕内力士最多勝だったそうです。
 場所後の1月23日に横綱審議委員会は会議を開き、全会一致で稀勢の里を横綱に推薦しました。
 私も全く異存ありません。14勝1敗の好成績での優勝ですし、最後に白鵬のガブリ寄りに耐えて勝ったのですから。また、昨年度は最多勝力士ですし、先場所は準優勝ですから。
 横綱審議委員会で、横綱推薦を全会一致で決めたことも頷けるところです。
 来場所の稀勢の里の活躍に期待したいと思います。

  弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清
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若い女性の会話

 電車の中で若い女の人2人が会話をしていました。
A「今度給料もらったら、家族4人にフルコースのフランス料理をご馳走してあげたいなあ。」
B「そうそう。私もそう思う。ご馳走してあげたいわよね。」
A「もちろん、学生時代のアルバイトのときなんか駄目じゃない。家族も、私がアルバイトのときなんか、そんなこと期待もしていないし、そんな資格もないしね。」
B「どこに行くつもり?」
A「この間、忘年会で行った木が一杯あったレストランはどうかなあ。」
B「うん、いいね。あそこはおいしかったし、いいわね。」
A「実は、私、パンフレット貰っておいたのよ。1人6000円で書いてあった。」
B「そうなの?でも雰囲気も良かったわね。」
A「1人6000円で、5人家族で3万円か。ちょっときついかな。」
B「でも、それくらいは仕方ないんだろうね。」
A「次の次の給料のときでもいいか。でも、絶対にご馳走してあげたいのよ。」
B「そうね。私も絶対にご馳走してあげようっと。」

 私は、この若い女性の会話を聞いて、本当に温かい気持ちになりました。この子たちを育てた両親はどのような育て方をしたのでしょう。 きっと愛情一杯に育てたのでしょう。
 「1人6000円だけど、サービス料や税金は計算しているのかな。ご両親がワインを飲みたいと言ったらどうするのかな。その分はきっと両親の方で持つのかな。でもそれでは、この女の子の折角の気持ちを潰すことになるのかな。」
 私は、会話を聞きながら、要らない心配をしていました。

   弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清

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