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「運がよかった」と「運が悪かった」

 松下幸之助は、「面接のとき『運が悪い』と答えた人は、どんなに学歴がよくても、面接が感じ良くても、即不採用にします。」と人に話していたそうです。
 松下幸之助は、その理由を述べていませんが、確かに悪い結果が出たときに、「私は、運が悪かった」と運のせいにする人がいます。しかし、「自分は、努力が足りなかった」「自分は、こういうミスをしたので、注意力が足りなかった」「この結果は、天が自分に与えた試練なのだろう」などと、どうしていえないのでしょうか。
 反対に、「自分は、運が良かった」という人がいます。その人は、天命に感謝し、心から「おかげさまで」と言える人でしょう。

 こういう種明かしをしてから言うのも憚られますが、実は、私は、心から「自分は、運が良かった」と思っているのです。
 私は、貧しい家庭に育ちながら、京都大学法学部に合格し、司法試験にも大学在学中に合格することができました。「運が良かった」と言わずに、どんな言葉が言えるでしょう。
 松下幸之助の上記言葉を聞いたとき、即座に「私は、『運が悪い』とは、100%言わないだろう」と、確信を持ちました。

 弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清
 
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