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公衆電話の減少

この頃、町を歩いていても、駅に行っても、公衆電話を随分見かけなったと思います。これは、スマートフォンや携帯電話の普及によるものと思います。
そういう私も、ここ5年くらい、公衆電話を使ったことは一度もありません。やはり、スマートフォンを使っていることによると思います。

統計によると、20年前の公衆電話の台数は、約75万5000台、現在は、約15万5000台だそうです。
東日本大震災の時には、公衆電話の重要性を改めて認識させられましたね。携帯電話から掛けてもつながらないのに、公衆電話から掛けるとつながるのです。

「公衆電話」は言葉通り「公衆」の「電話」であり、結構な数が電話ボックスに収められる形で随所に配置され、誰もが有料で利用できるインフラとして提供されておりました。他には緊急時に救急車や警察を呼ぶための拠点としての意味合いもありました。

規則によれば、公衆電話は社会生活上の安全および戸外での最低限の通信手段を確保するとの観点により、市街地では500メートル四方に1台、それ以外の地域では1キロ四方に1台は設置することが求められているそうです。
JR東日本、JR東海など新幹線を運行する5社は、最近、令和3年6月30日限り、全ての新幹線の車内にある公衆電話を廃止すると発表しました。やはり、携帯電話やスマートフォンの普及が、公衆電話の廃止に拍車をかけたのでしょうね。


銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清
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ある女性社長の話・GF(銀座ファースト法律事務所)の教訓

昨日、干場弓子さんのお話を聞く機会がありました。
干場さんは、1985年出版業を営むディスカヴァージャパンを創業され、今日まで、ずっと社長を続けてこられました(最近、社長業は辞められたようですが、創業者であることは間違いありません。)。

干場さんは、あるオーナーから出版業をやってみないかと声を掛けられ、干場社長を含め5人で創業されたそうです。しかし、10年ほど経ったころ、5人のうち優秀な3人の社員から一度に退職を申し出られたということです。
干場さんは、優秀な3人が辞められることを知り、オーナーに対し、事情を説明し、「どうしたらいいでしょうか」と聞かれたそうです。

オーナーは、一言「良かったんじゃないか」とおっしゃったそうです。
私は、講演の最後の質問で、「オーナーはどうして『良かったんじゃないか』とおっしゃったのでしょうか。」とお聞きしたところ、次のように答えられたのです。
1つは、「私がそのように仕向けていた(誘導していた)んじゃないか」とおっしゃるのです。「離婚でも、社員との別れでも、自分で嫉妬したり、冷たくしたりしていたんじゃないか」というのです。正に、「起こるべくして起こった」のではないかとおっしゃったのです。
もう1つは、「現実を受け入れた方がよい」という考えです。天災でも、人災でも長い人生の間には、自分の望まないことが起こることがあります。そのときに、現実に起こったことは仕方がないとして「受け入れる」というのです。

この「起こるべくして起こった」ということと、「現実を受け入れた方がよい」ということは、人生の教訓として学ばせていただいたと思いました。

銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清
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