最近の俳句12・7
十二月 今日始まりぬ 空青し
ついに12月になりました。毎日のように晴天が続きます。でも、日本海側は大雪なのですね。
銀座行く コートに日差し 温かし
寒いと言っても、コートの背中に日差しが当たっていると、とても温かいです。
冬芽ふく 木蓮の上 空広し
家の近所に、木蓮公園があり高さ8メートルほどの木蓮の木が1本聳え立っています。春の3月20日ころ、この木にびっしりと木蓮の花が咲きます。その花の冬芽を今しっかりと準備しているのですね。
落ち葉踏む 娘(こ)のスカートの 短くて
落ち葉を踏んで、ミニスカートの娘(こ)が歩いていきます。どんな女性だろうと、想像を掻き立てますね。
大雪を 被りて富士の 出でましぬ
三鷹から乗って中野まで進行方向右側の後ろに、天気の良い日には富士山が見えます。「あれっ、今日は富士山が見えないなあ」と思っていると、大雪を被った富士山がぬっくと姿を現します。周りに富士ほどの高い山はなく、意外と大きいです。
山茶花咲く 家 住む人の 気配なし。
近所に広大な屋敷ですが、おそらく人の住んでいない空家があります。昔の住人は、この庭の山茶花(さざんか)を眺めていたことでしょう。山茶花の赤い目立った美しさと、手入れの行き届いていない庭が対照的で、一層「あはれ」を誘います。
ついに12月になりました。毎日のように晴天が続きます。でも、日本海側は大雪なのですね。
銀座行く コートに日差し 温かし
寒いと言っても、コートの背中に日差しが当たっていると、とても温かいです。
冬芽ふく 木蓮の上 空広し
家の近所に、木蓮公園があり高さ8メートルほどの木蓮の木が1本聳え立っています。春の3月20日ころ、この木にびっしりと木蓮の花が咲きます。その花の冬芽を今しっかりと準備しているのですね。
落ち葉踏む 娘(こ)のスカートの 短くて
落ち葉を踏んで、ミニスカートの娘(こ)が歩いていきます。どんな女性だろうと、想像を掻き立てますね。
大雪を 被りて富士の 出でましぬ
三鷹から乗って中野まで進行方向右側の後ろに、天気の良い日には富士山が見えます。「あれっ、今日は富士山が見えないなあ」と思っていると、大雪を被った富士山がぬっくと姿を現します。周りに富士ほどの高い山はなく、意外と大きいです。
山茶花咲く 家 住む人の 気配なし。
近所に広大な屋敷ですが、おそらく人の住んでいない空家があります。昔の住人は、この庭の山茶花(さざんか)を眺めていたことでしょう。山茶花の赤い目立った美しさと、手入れの行き届いていない庭が対照的で、一層「あはれ」を誘います。
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